第二十一番札所 赤倉山 金剛寺(あかくらさん こんごうじ)
先代住職蒔田照正師によると、夢の中に龍にのった白髪の老人が現れ「赤倉の地にお堂を建てよ」と告げられたそうである。
赤倉山は、真言宗開祖弘法大師巡錫の地と伝えられている。弘法大師御霊験記によると、弘仁十一年(八二〇年)御大師様は、陸奥国御巡錫のおり赤倉霊場に立ち寄られたと記されている。
御大師様が、巨岩の前にお立ちになって「三世十方の諸仏、若しこの地に密教広まりなば、此処に我が足跡を印し給え」と呪文を唱え、その岩をお踏みになったところ、忽ちわらじの跡が歴然と印されたと言う。
昭和三十五年大師一代堂建立、同四十年大師堂建立、同五十五年五月に金剛寺本堂完成。
毎年六月十五日の山開きには、護摩場で火性三昧の儀式が行われる。
岩木町百沢東岩木山の金剛寺奥の院には、卯年に生まれた人の一代守り本尊として文殊菩薩が安置されている。
尚、赤倉山金剛寺は津軽七福神巡りの布衣尊の霊場である。
寺院プロフィール
よみがな | あかくらさん こんごうじ |
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寺院名 | 赤倉山 金剛寺 |
宗派 | 真言宗国分寺派 |
本尊 | 文殊菩薩 |
住所 | 〒036-0241 平川市八幡崎宮本141 |
お問い合わせ | 0172-57-2548 |
参拝受付時間 | 随時受付 |
駐車場 | 無料駐車場、乗用車30台 |
トイレ | なし |
ホームページ | http://kongoji.net/ |
ご詠歌 | ながきよの ゆめさませとや あかくらの くらきこころに ひかりさしくる ながき夜の 夢さませとや 赤倉の 暗きこころに 光明さしくる おこたらず ねごうこころの あかくらや あかきちしおに いさむおいのみ 怠らず 願うこころの 赤倉や 赤き血潮に 勇む老いの身 |
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行事日程 |
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他の霊場 | 津軽七福神霊場 布袋尊 津軽三薬師霊場 |
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