第二番札所 北門山 大王寺(ほくもんざん だいおうじ)

大王寺は真言宗醍醐派に属し、真言密教、山嶽仏教の教儀をもとに、岩木山赤倉山に入峰し修験道の行に励み、精進することから始まる。
いにしえの言によれば、本尊ならびに同寺の系列は不明確ではあるが、北郡のとある修験道の清流をくみ、また本尊も鯵ケ沢の海中よりいでし不動明王とされている。
昭和十六年、現在地に真言宗醍醐派教会として高倉布教所を開教。二十六年、前醍醐寺座主岡田戒玉大僧正の特別の計らいで、故醍醐山伝法学院長・服部如実大僧正の命名により、北門山大王寺の寺号を拝項した。
また、二十八年三月には宗祖弘法大師廻国の修行像を建立。三十八年、開山基正躬和尚の死去により、二代目正隆住職に任命される。
最近では、五十九年五月に宗祖弘法大師生誕千百五十年記念事業で、弘法大師像を造立し、津軽弘法大師霊場第二番札所としても信仰を深めている。
よみがな | ほくもんざん だいおうじ |
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寺院名 | 北門山 大王寺 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 | 不動明王 |
住所 | 〒036-8193 弘前市新鍛冶町95 |
お問い合わせ | 0172-33-3226 |
参拝受付時間 | 随時受付。在宅の有無は電話にてご確認下さい。 |
駐車場 | 無料駐車場、乗用車2台 |
トイレ | なし |
ご詠歌 | ろんよりも たずねきてみよ つがるじに だいしのおわす だいおうのてら 論よりも 尋ね来てみよ 津軽路に 大師のおわす 大王の寺 せいがんの かえすがえすも たのもしや ほくもんあけて まいるもろびと 誓願の かえすがえすも たのもしや 北門あけて 参る諸人 |
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行事日程 |
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