第十九番札所 朝日山 常福院(あさひやま じょうふくいん)
朝日山常福院は、みちのくの大師霊場として古くから知られ、その開基は遠く推古天皇の時代にさかのぼる。
中国からの帰化僧圓智上人が、今の東岳山頂に布教場を開いたのが始まりであると伝えられ、北奥羽最古の霊場として「東岳の三千坊」と呼ばれ、大いに栄えていた。
その後、今から六百年ほど前、横内城跡に寺を開き、構内城主・堤弾正とその奥方朝日御前(常福尼)の菩提寺として、津軽為信公から五十石の祠堂田を賜り、最勝院(弘前五重塔)の穏居寺として、代々津軽家の祈願寺となった。
これを記念し、山主祐尊上人が寺号を朝日山常福院と改め、現住職三十六世目にいたっている。
昭和六十三年九月には大本堂、諸堂の伽藍(がらん)建立を終え、千古の歴史を有する名刹(めいさつ)として生まれ変わった。
また、横内城跡の龍神池の大改修工事の際、重さ約五トンもある蛙(かえる)の姿をした大岩が見つかり、「無事かえる(交通安全)」「若がえる(健康長寿)」「悪運かえる(開運招福)」など、縁起がよい蛙岩だと評判になり、参拝する人の数も増している。
平成二年九月八日には、修行大師(お大師様)銅像が再建され、地元では「袖潜り(そでくぐり)大師」と呼ばれて信仰を集めている。
尚、平成十四年十一月には、鐘楼堂完成し朝、昼、夕方には時の鐘の音を打って居ります。
寺院プロフィール
よみがな | あさひやま じょうふくいん |
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寺院名 | 朝日山 常福院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 大日如来 |
住所 | 〒030-0132 青森市横内字亀井146-1 |
お問い合わせ | 017-738-2439 |
参拝受付時間 | 随時受付 |
駐車場 | 山門を入ると無料駐車場 |
トイレ | あり |
ホームページ | http://johukuin.com/ |
ご詠歌 | つきよよし あさひなおよし じょうふくいん こころもみをも てらすともしび 月夜よし 朝日なおよし 常福院 こころも身をも 照らす灯火 やちよまで つねにしあわせ ねごうみに こぬれもれくる あさのひひかり 八千代まで 常に幸福 願う身に 木末もれくる 朝の日光 |
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