第十三番札所 成田山 大善院(なりたさん だいぜんいん)
大善院は、元禄十五年新義真言宗住古、南津軽郡浅瀬石高賀野にあり、高賀山大善院正伝寺と号した。
浅瀬石城主の千徳大和守は慶長二年、津軽為信公に攻められ落城、大善院は浅瀬石城落城のあと、津軽為信公により堀越に移され、津軽藩代々の祈願寺として信仰を集め、現在に至っている。
本尊の不動明王(木像・一丈)は、千葉県の成田山新勝寺に赴き、本山の不動明王と同じご身体を、と祈り彫刻した。
三年間の長い歳月で完成した本尊の不動明王である。
弘法大師像を、浅瀬石城落城のあとに高野山遍照尊院から移す。(秋田佐竹公守護の大師である)
現在この大師は津軽八十八カ所霊場の第八十七番となっている。
大正十二年、境内に西国三十三観音を建立し、一番観音の背に布嘉、平浪、沢長と名前が彫られている。
寺院プロフィール
よみがな | なりたさん だいぜんいん) |
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寺院名 | 成田山 大善院 |
宗派 | 真言宗国分寺派 |
本尊 | 不動明王 |
住所 | 〒037-0045 五所川原市新町28 |
お問い合わせ | 0173-34-5621 |
参拝受付時間 | 午前6時から午後6時まで |
駐車場 | 無料駐車場、乗用車10台 |
トイレ | あり |
ご詠歌 | わがたのむ このよばかりか のちのよも だいぜんいんの へんじょうだいし わが頼む この世ばかりか 後の世も 大善院の 遍照大師 てをあわせ いのらばしるし あらわれて だいなるぜんの こころにぞなる 手を合わせ 祈らば霊験 あらわれて 大なる善の 心にぞなる |
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行事日程 |
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他の霊場 | 津軽八十八ヶ所霊場 第八十七番札所 津軽三薬師霊場 |
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