第七番札所 行峯山 覚應院(ぎょうほうざん かくおういん)
覚應院は、五代藩主信寿の時に家老喜多村が故あって、茶臼館に不動尊を安置したことに始まる。
以来代々の藩主の崇敬を受け、藩の祈願所となり寺禄二十俵を受けたといわれている。
茶臼館は、堀が三重になっている要所の天険であって、長慶天皇が紙漉沢御所におられた時、供奉の溝口左膳亮が東方警備に当たった所である。
溝口氏は代々修験者(山伏)の流れをつぐ家で、溝江と改姓したのは江戸の末期であったといわれている。
溝口氏は長慶天皇崩御の後もこの地に在住し、行峯山を開いたもようである。
また、覚應院住職であった覚有和上は、七代目の住職であるが、先祖が修験宗を始めてから十七代目であるといわれている。
往古・長慶天皇に仕えた溝口左膳亮から六百年の星霜をつたえている。
寺院プロフィール
よみがな | ぎょうほうざん かくおういん |
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寺院名 | 行峯山 覚應院 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 | 浪切不動尊 |
住所 | 〒036-1501 弘前市湯口字一の安田95-1 |
お問い合わせ | 0172-84-2127 |
参拝受付時間 | 午前9時から午後5時まで |
駐車場 | 無料駐車場、乗用車50台 |
トイレ | 本堂内あり |
ご詠歌 | とこしへに かわらぬちかい たてしおか のぼるちゃうすの さかのしたくさ とこしへに 変わらぬ誓い たてし丘 のぼる茶臼の 坂の下草 みどりこき ちゃうすのたてに たつみどう みねゆきやまに ゆきておがまん みどり濃き 茶臼の館に 立つ御堂 峰行き山に 行きて拝まん |
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行事日程 |
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他の霊場 | 津軽七福神霊場 寿老人尊 |
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